俳優の坂上忍が出演する5日放送のフジテレビ系バラエティー『坂上どうぶつ王国3時間SP』(後7:00)は、坂上のビッグプロジェクトが始動する。

 寄付金に頼らない保護活動の自力運営を目指し、2022年4月に開業して以来、“さかがみ家”では動物と人間が一緒に楽しめる期間限定の「さかがみ家カフェ」や、坂上がプロデュースをする動物と暮らすための家「さかがみハウス」を販売するなどの活動を行ってきた。そして今回、番組スタッフも仰天したビッグプロジェクトがスタート。“さかがみ家”の命運をかけたある挑戦が始まる。

 そのビッグプロジェクトについて坂上は「さかがみ家カフェ」の常設店のオープンだと明かす。これまでは既存の店とコラボレーションし、期間限定で「さかがみ家カフェ」をオープンしてきたが、今回はなんと“さかがみ家”の単独かつ常設で、「さかがみ家カフェ」をゼロから立ち上げるという。これには、スタジオでVTRを見ていた高橋海人(King & Prince/※高=はしごだか)やゲストの赤楚衛二も驚きの表情となる。

 さらに、出店場所もすでに決まっており、その場所について坂上は「なんで入らせてもらえているかわからない」と話す。名だたる店が並ぶ中、「さかがみ家カフェ」もそこに名を連ねるというが、果たして出店場所はどこになるのか。

 そして坂上が「今回はゼロイチだから。おいしいものをどうやって作るか」と話すように、この挑戦には高いハードルが。今までは既存店のメニューをアレンジしていたのだが、今回は当然ながらゼロからメニューを開発しなければならない。そんな大きな挑戦を前に坂上が目をつけたのは“パン”。

 そこで坂上は、言わずと知れたパンの激戦区とも呼ばれる京都を訪れる。京都市内だけで340軒以上のパン屋が立ち並び、1世帯あたりのパンの消費量は全国1位を誇る京都。そんな激戦区でさまざまなパンと出会った坂上は「すごいな。よく考えるな」と感心しきり。

 常識を覆される衝撃のパンを味わい、自身の店に置くメニューのヒントを得ていく。そして試作を繰り返し、メニュー開発を進めるが、予想外のトラブルが発生(!?)思わず頭を抱える坂上に一体何が起きたのか。そして無事に店をオープンさせることはできるのか。

 また、番組ではおなじみとなった、徳島県の山奥で20匹以上の動物と家族7人で暮らす“どうぶつ大家族”の廣川家にも密着。自ら収穫したひじきを料理してごちそうを作る様子など、今回は春の自給自足グルメを公開する。さらに、これまでさまざまな調味料を自給自足してきた廣川家は今回、およそ1年かけて大豆からみそ作りをする様子などを紹介する。