『名探偵コナン』劇場版シリーズ27作目『名探偵コナン100万ドルの五稜星(みちしるべ)』公開初日(12日)から、大阪・梅田の路上に“3D”怪盗キッドが登場する。

 JRと阪急を結ぶ歩道橋から100平米超の3D映像を楽しめる「梅田dipビジョン」(大阪市北区芝田)で、特別映像を放映。昨春の『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』でも同ビジョンに出演したコナンに加えて、今年はキッドが仲間入りする。

 キッドは「梅田のビジョンを頂きに参上します」と記された予告状とともに現れ、まるでその場にいるような3D表現で梅田の街へ語りかける。

 また、『名探偵コナン』105巻をはじめ、『名探偵コナン 平次&和葉NEWセレクション』、『名探偵コナン シネマガジン2024』、ジュニア文庫『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』などの最新コミック・書籍をPRする3Dコナンの姿にも注目。

 同ビジョンでしか流れない完全オリジナル映像となり、「コナン篇」「キッド篇」の各30秒が5月末頃まで放映予定。東京では、渋谷の「109フォーラムビジョン」、原宿の「原宿表参道ビジョン」で同じ内容の2D映像が流れる。

 劇場版最新作『名探偵コナン100万ドルの五稜星(みちしるべ)』は、「月下の奇術師」の異名を持つキッドや、「西の高校生探偵」こと服部平次が登場し、北海道・函館を舞台に、謎に包まれた日本刀をめぐるストーリー。