アイドルグループ・SWEET STEADYが13日、東京・白金高輪SELENE b2で行われた『SWEET STEADYデビュー1ヶ月記念イベント』を開催。新曲「Sweet Cafe」「Call me, tell me」を初披露した。

 SWEET STEADYは、FRUITS ZIPPERらが所属する日本のアイドル文化を世界に向けて発信するプロジェクト「KAWAII LAB.」より誕生した新アイドルグループ。奥田彩友、音井結衣、栗田なつか、塩川莉世、白石まゆみ、庄司なぎさ、柳川みあ、山内咲奈の8人からなるグループは「かわいい(SWEET)」を集めた花束のような彼女たちが、さまざまな経験をする中で「着実に(STEADY)」一歩ずつ成長してほしいという想いが込められている。

 デビュー1ヶ月を記念した今回のイベントは、デビュー前からチケットが一般発売後1分で即完売しており、グループにとっては初となる単独でのイベント。カラフルな新衣装で登場し、デビュー曲「始まりの合図」でライブの幕を開けた。続く2曲目ではキュートな振り付けでも話題の「なんてねっ!」を披露し、会場からは大きな声援が上がった。

 MCでは水色担当・音井が「今日という日が本当に楽しみでした!」とファンとふれあい、新衣装について青色担当・奥田は「フリルがいっぱい付いていてかわいいです!」と衣装のこだわりを明かした。

 続いて、SWEET STEADYらしいキュートなポップチューン「Sweet Cafe」を初パフォーマンスし、まるでカフェデートをしているかのような空間に包まれた。

 勢いそのままに、先月配信された「ハートの魔法」をパフォーマンスし縦横無尽にステージを駆け回るメンバーたち。さらに「ミチシルベ」では、これまでのキュートな姿は封印し、キレのあるダンスで圧倒。力強く前へ突き進む彼女たちの意思をステージで表現した。

 電話をイメージした振り付けが特徴的な新曲「Call me, tell me」では、初披露とは思えないほど大きな盛り上がりを見せた。

 ライブも終盤になり、黄色担当・山内が「みんな、これからもずっと一緒にいようね」とファンと約束を交わし、デビュー曲「始まりの合図」を再度パフォーマンス。今回はグループ初の動画撮影時間が設けられ、ファンもスマートフォンで動画撮影をしながらメンバーに釘付けになっていた。

 最後にミントグリーン担当・柳川は「この8人のすいすてで、こんなに沢山の人たちと出会えたことが幸せです」と涙ぐむ。オレンジ担当・庄司も6月9日に控える1stワンマンライブについて「会場に来る皆さんを幸せにしたい!」と熱い意気込みを語り、初の単独イベントは幕を閉じた。