ティモシー・シャラメが主演した『君の名前で僕を呼んで』(2018年)で「アカデミー賞」ノミネートを果たし、”人喰い”の若者たちの恋を描いて「ベネチア国際映画祭」銀獅子賞を受賞した『ボーンズ アンド オール』(23年)で世界に賛否両論を巻き起こすなど、世界の映画界から注目を集めるルカ・グァダニーノ監督の新作『チャレンジャーズ』(原題:Challengers)が、6月7日より全国公開される。

 テニスの世界を舞台に、2人の男を同時に愛するテニス界の元スター選手と、彼女の虜(とりこ)になった親友同士の若きテニスプレイヤーの10年以上の長きに渡る衝撃の“愛”の物語。数々の衝撃作を生み出し、これまでさまざまな“愛”を描いてきたルカ監督が、本作で一体どのような“愛”を描き出すのか。

 主演を務めるのは、「スパイダーマン」シリーズ、「デューン 砂の惑星」シリーズのゼンデイヤ。ルカ監督作へ初出演を果たす。すべてを手に入れたテニス界の元トッププレーヤー、タシ・ダンカンを演じる。

 共演は、Netflixドラマシリーズ『ザ・クラウン』でゴールデングローブ賞を受賞したジョシュ・オコナー。スティーヴン・スピルバーグ監督作『ウエスト・サイド・ストーリー』(2021年)で、英国アカデミー賞にノミネート経験を持つマイク・フェイスト。タシの虜になった親友同士の2人の若き男子テニスプレーヤーを演じる。

 予告編の映像に収められているのは、タシ・ダンカン(ゼンデイヤ)と、そんな彼女に心を奪われた、2人の若き男子テニスプレーヤーで親友同士のパトリック(ジョシュ・オコナー)とアート(マイク・フェイスト)との衝撃の0(ラブ)ゲーム。

 タシは、突出した実力とその華やかな容姿から象徴的な存在としてテニス界のトッププレイヤーとして活躍していた。しかし、試合中の怪我で、すべてを失ってしまう――。選手生命が突如終わりを告げ、新たな道を歩んでいくことになるタシ。それは虜となった2人の若き男子テニスプレーヤーとの新たな人生だった。

 2人を誘い濃厚なキスをするというタシを巡る親友同士の衝撃的なシーンから幕を開けた彼女と2人の10年を越える“愛”の物語。親友同士の2人が彼女を巡り徐々に対立していく中、彼女が言い放つ“愛されることを私が望んでいるとでも?”という台詞。彼女が思い描く“愛”の形、そして、彼女がたどり着く結末とはーー。

 あわせて解禁された本ポスターは、「私が主役、私がルール」という彼女のキャラクター性が表現された衝撃的なコピーと共に、ゼンデイヤ演じるタシ・ダンカンと、彼女の虜になった2人の男がテニスコートで競い合う様子が映し出されている。今週19日午前0時から本作のムビチケオンライン券も発売開始。

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