映画祭を通じて映画と横浜の魅力を国内外に発信する『横浜国際映画祭』が4日、みなとみらい地区で開幕。レッドカーペットに映画『おいしい給食 Road to イカメシ』に主演する俳優の市原隼人が参加した。

 給食マニアの教師・甘利田幸男(市原)と、給食マニアの生徒による、どちらが給食を「おいしく食べるか」という闘いを描く学園グルメコメディー。1980年代、函館のある中学校を舞台に、甘利田と彼を取り巻く子どもたち、大人たちのさまざまな人生模様が、食欲をそそる給食バトルと共につむがれる。

 時間いっぱいファンサービスした市原だが「あと2時間ぐらいほしい」と苦笑い。「シリーズ第3弾となる『おいしい給食 Road to イカメシ』が5月24日より公開になります。根底はコメディーなんですけど、深い社会派になっています。あふれるメッセージを受け取っていただいたら幸いです。皆さま、とにかく人生を精いっぱい楽しんでください。その楽しみの中で我々のエンターテイメント、映画とかドラマや舞台を入れていただけたら、そして今回は『おいしい給食 Road to イカメシ』を入れていただけることを心から願っています。そのために死ぬ気で努力します」と宣言していた。

 横浜・みなとみらいの各会場でステージイベント、映画上映、音楽コンサートなど、盛りだくさんの映画祭は、今年が第2回で、6日まで開催。