桂文珍、キダ・タローさん追悼 「軽妙洒脱」な人柄しのぶ 『花の新婚!カンピューター作戦』テーマ曲など
文珍はこの日、大阪・なんばグランド花月(NGK)で『芸歴55周年記念 吉例88 第四十二回 桂文珍独演会』(8月8日、同所)概要発表会見を開いた。
会見の最後にキダさんについて語り、自身が出演した『花の新婚!カンピューター作戦』のテーマ曲を手がけてもらった思い出などを回顧。「大変お世話になった方がお亡くなりになって、残念な思いとともに、ゆっくり休んでいただきたい」と追悼し、その人柄を「軽妙洒脱」と振り返った。
■桂文珍 コメント
よくご一緒させていただいたりね。『花の新婚!カンピューター作戦』っていう番組を昔やらせていただいていて、そのテーマ曲もキダ先生だったし、それから読売テレビさんで、まだ今のように映像が、VHSのカメラがまだコードをつけてぶらさげているころに、『おしかけのど自慢』という番組をキダ先生とよくやったんですよ。そんな思い出があったり。ABC(ラジオ)では『フレッシュ9時半!キダ・タローです』にたびだび出していただいたり。大変お世話になった方がお亡くなりになって、残念な思いとともに、ゆっくり休んでいただきたいなと。大変、軽妙洒脱な、そういう自分のことを“浪速のモーツァルト”なんて、ちょいと洒落た言い方をなさったりね。お世話になってご冥福をお祈りしたいと、こういふうに思っております。