テレビドラマに出てくるような「家に住んでみたい!」と思ったことがある人は多いと思います。日本トレンドリサーチと住宅の設計・施工・販売、土地の売買・仲介・あっせんなどを行うロゴスホーム(北海道帯広市)が共同で、2023年に放送されたドラマを対象に、「テレビドラマに登場する住みたい家」についてのアンケートを実施し、結果を発表しています。

 調査は、12月16〜19日にかけて、男女300人を対象にインターネットで行われました。

 第3位は俳優の趣里さんがヒロインを務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」の主人公・福来スズ子の家で、15票を集めました。回答者からは「昔の家は風情がある」(50代・男性)、「昭和の香りがするから」(40代・女性)、「人情がいっぱい」(60代・男性)、「アットホームな感じがした」(50代・男性)、「銭湯が実家なのがうらやましい」(40代・男性)といった声が寄せられたということです。

 第2位は俳優の小池栄子さんが主演を務めた「コタツがない家」(日本テレビ系)の主人公・深堀万里江の家で、50票を獲得しました。回答では「家族みんなで、ワイワイと話ができる感じがいいのと、キッチンがいいなと思ったから」(50代・女性)、「機能的でデザイン性も良く、理想的な家だったから」(40代・男性)、「普通のアットホームな一戸建てでまわりに緑もあるから」(50代・男性)、「家族団らんの場もあるし、畳のお部屋があるのよい」(30代・女性)などが見られたということです。

 第1位は俳優の多部未華子さん、今田美桜さん、神尾楓珠さん、シンガーソングライターで俳優の松下洸平さんが主演を務めた「いちばんすきな花」(フジテレビ系)のメインキャラクターたちが暮らした家で、70票を得ました。投票者からは「主人公が住み心地良さそうだから」(40代・女性)、「すてきな間取りだったから」(20代・男性)、「モデルルームのようなおしゃれな家なので、賃貸暮らしには憧れの的」(40代・女性)、「住宅街の中にあって、特異なデザインで、中は広々としている」(60代・男性)、「くつろげそうな広々としたリビングが理想的だったから」(40代・女性)などの感想が集まったということです。