クリスマスの楽しみの一つである「プレゼント」。しかし、もらったものの「うれしくない」プレゼントだった……という人も少なくないようです。そんな「もらってうれしくなかったクリスマスプレゼント」について、「買取専門店ウリエル」を運営するクオーレ(愛知県大府市)が調査を実施。その結果を発表しました。

2位は「負担が大きい」

 調査は2023年11月30日から12月4日、10〜70代以上の男女を対象に、インターネットリサーチで実施。計300人から有効回答を得ています。

 全回答者に「あまりうれしくなかったクリスマスプレゼントをもらった経験はあるか」を聞いたところ、「ある」と回答した人は81%に上りました。クリスマスプレゼントをもらったものの、「うれしくない」と感じたことがある人は多いようです。

 実際に、どのようなプレゼントがうれしくなかったのかについて聞きました。

 3位は「化粧品・美容グッズ」です。化粧品などは、体質によって自分に合ったものを選んでいる場合が多いもの。そのため、「化粧品は普段使っているもの以外だと肌や色など合う、合わないものがある(30代女性)」「香水だったが、香りが強すぎて自分の体質に合わないものだったから(30代女性)」など、自分の体質に合わないために、プレゼントされても喜べなかったという人が少なくないようです。

 2位には「花・フラワーギフト」がランクイン。華やかなプレゼントとして人気の高い花ですが、「お花はきれいで好きですが、家に花瓶がないので買わなければいけなかったことや、すぐ枯れてしまった(きちんと世話しないといけない)ことなど少し負担が大きかったです(20代女性)」「自分が花に詳しくないので管理が上手にできず、長持ちさせられないことが分かっているから(40代女性)」「結局邪魔になってしまうし、手入れが大変。家のインテリアに合わない(20代女性)」など、負担を感じる人が多いことがうかがえる結果に。また、「花に興味がない」「花だけだとプレゼントとして物足りない」と考える人もいるようです。

 そして、1位となったのは「洋服・ファッション小物」でした。「あまり自分の好みのデザインではなく、ファッションとして合わせにくかったからです(20代女性)」「タートルネックは苦手なので、タートルネックのセーターをもらってもうれしくなかったです(40代女性)」「自分ではあまり購入しないデザインのものだったから(30代女性)」といったリアルな体験談が寄せられました。洋服は人によって好みが分かれやすいことから、相手の好みを把握しきれていない場合は注意が必要といえそうです。