好天の日が比較的多く、気候的にも過ごしやすい今は、運動会の季節でもある。楽しみにしている子どもが多い一方で、運動が苦手、走るのが遅いとの理由から運動会を憂鬱(ゆううつ)に思っている子も多いだろう。そこで、ニフティ(東京)が運営する子ども向けサイト「ニフティキッズ」で、「スポーツ」に関するアンケート調査を実施。アンケートは3月12日〜4月9日の期間に行い、小中学生を中心とする「ニフティキッズ」訪問者1480人が回答した。

 それによると、スポーツが「好き」と回答した人は全体の44%、「見るだけなら好き」や「するだけなら好き」も合わせると65%に達した。その一方、体育の授業については「好き」が44%にとどまり、29%が「嫌い」と回答。体育の中での苦手な種目を聞いてみると、小学生では「水泳」、中学生では「長距離走」がそれぞれ1位だった。



 運動会や体育祭を「好き」と答えた人は小中学生の53%で、「嫌い」と回答した人は25%に達しており、4人に1人が運動会になると気分がブルーになっているようだ。嫌いな人に理由を尋ねると、「運動が苦手」のほか、「一致団結の雰囲気が嫌だ」「単純に疲れるから」など、運動会や体育祭そのものが嫌だと感じている人もいた。


 
 自分がする好きなスポーツでは、小学生では「ダンス」、中学生では「バドミントン」に多く票が集まり、見るのが好きなスポーツの1位は「野球」、以下、「サッカー」「バスケットボール」と続く。応援している日本のスポーツ選手では、どの年代でも野球の大谷翔平選手が圧倒的に支持されており、これが野球好きが多いことにつながっているのかもしれない。