日向坂46・齊藤京子とお笑い芸人・ヒコロヒーがトーン低めの“ヘンテコトーク”を繰り広げる番組『キョコロヒー』。

2月26日(月)の同番組は野呂佳代をゲストに迎え、芸能界のピンチについてトークを繰り広げた。

◆良かれと思ってやったのに…

アイドル時代、とあるピンチに遭遇し、やるせない気持ちになったという野呂。

それは2011年、AKB48のコンサートにSDN48のキャプテンとして出演したときのことだった。

「私たちが出るのはコンサートの2日目だったんだけど、いろいろ聞いていたの。秋元(康)先生に怒られたとか、みんな一生懸命頑張っていたけど落ち込んでいるとか。だから、元気づけてあげなきゃと思って、第一声『元気〜?』って明るく接したのよ」(野呂)

沈んでいたムードを盛り上げるため、リハーサルであえて明るくあいさつした野呂。しかし、返ってきたのは予想外のリアクションだった。

「大島優子ちゃんに『たかみな(高橋みなみ)具合悪いんだからふざけんじゃねぇぞ!』って言われたの。すごくショックでそれが」(野呂)

場を盛り上げようとした振る舞いが「はしゃいでいる」と勘違いされ、AKB48の同期だった大島にブチ切れられたという。

「一生懸命AKB48の元いたメンバーを励まそうとしたら『ふざけんじゃねぇぞ!』って。私ムカついちゃってさ」と理不尽な発言に腹を立てていたそうだが、当時は「知ってるよ!」と返すのが精いっぱいだったとか。

そして悲しいことに、当時のメイキング映像にキレている大島の姿は映っているものの、野呂のリアクションは一切映っていなかった。

切ないエピソードを聞いたヒコロヒーは、「ワシが野呂さんの立場で良かれと思ってやってたら『関係ないがな。こっちはやってんねん』って返す刀で言ってしまうかも」とコメントする。

一方、齊藤は「大島優子さん昔から大ファンですごい好きなんですよ。大島優子さんのエピソードが『キョコロヒー』に出たのが初めてで、今それだけで夢みたいな世界」と見当違いな発言で周囲を呆れさせる展開に。

「この話になってから結構フワフワしています」と夢見心地な齊藤に、ヒコロヒーは「なんでちゃんと野呂さんの話聞いてないの?」とツッコんでいた。