世界各国の美しい港町や風景を伝える番組『港時間』。

4月27日(土)の放送では、東京都の八丁堀を特集した。

今年開かれた『ジャパン インターナショナル ボートショー2024』で、ひときわ好評だったイラスト作品がある。

作者は、イラストレーターの高橋唯美さん。

高橋さんは、海をモチーフに捜索を続けてはや半世紀。その作品は海外でも認められ、国際セーリング連盟のポスターにも採用されるほど。ヨット界で一目置かれる存在だ。

「ボート乗りやヨット乗りから『これ描いている人わかっているな』と思われるのが気持ちいい」と話す高橋さん。

八丁堀にある自宅の裏には、なんと桟橋。日課は“海”の東京散歩だという。

そんな高橋さんが作品に込める思いとは…

高橋さん:「今、教育環境が海に対して厳しい。そういうのも打破できるような絵を描いていきたい」

さらに、こんな夢も語った。

高橋さん:「この5、6年(アメリカの)モニュメントバレーにハマっちゃったんですよ。何億年か前に海の底だったと知った時に、モニュメントバレーでのセーリングの感動がもう少し伝わるまで描き続けたい」

なお、次回5月4日(土)放送の『港時間』は、東ティモールのロレを特集。

東ティモールの伝統文化が色濃く残る港で、地元の青年会が主催する伝統漁「メチ漁」の儀式を紹介する。