スマホなどで閲覧可能な無料アプリ「沖縄ナビ」では先週から告別式に参列出来ないという方の為、供花や香典などの手配がオンラインで出来るサービスを提供しています。

itowa坂元充代表です。「沖縄の方って県外に親戚や友人が出られるという方が多いのでそういった方々に情報が伝わることによって(葬祭場に)行けない代わりにお花を贈ったり香典を贈ったりすることができるようになっています」

先週から無料情報ポータルアプリ「沖縄ナビ」のサービス一覧から新サービスのお悔やみ情報「itowa」へアクセスができるようになりました。

itowaで作成される訃報ページには葬儀情報が掲載されているほか弔電や香典、供物、供花をオンラインで手配ができるほか遠方や高齢などの理由から葬儀に参加できなくてもオンラインでも弔うことができるということです。

また、喪主・葬家にとっては、参列者のリスト管理や返礼品の手配などの葬儀に関係する負担軽減ができるとしています。

itowa坂元充代表は「全国で年間150万人ぐらい亡くなるという時代になっているのですが、5年後ぐらいには全体の30%ぐらいの情報をわれわれは作っていきたいという風に考えているので、年間35万件〜40万件ぐらいの葬式情報を作成していくというのが目標になります」話していました。

葬儀社が、itowaへ葬儀の情報を送る事で全国の情報が集まる仕組みで葬儀社にとっての導入費用は無料で香典や参列者の数が増える事で葬儀社にもメリットがあります。

itowaはオンラインでの弔電や香典、供物、供花の販売額に応じた手数料を利用者から受け取る事でビジネスの仕組みが出来上がっています。

故人にお悔やみをしたいという気持ちがあるにも関わらず、仕事や遠隔地のために行けない、あるいは亡くなったことを知らなかったなどが原因で葬儀に参加できないという経験は誰にもあると思います。供養の気持ちを表せる、新たなサービスに注目したいです。