今シーズンの開幕とともにサウサンプトンからチェルシーに移籍したベルギー代表MFロメオ・ラヴィア。
リヴァプールがモイセス・カイセドとともに狙っていたともされており、彼ら2名が獲得できなかったために遠藤航と契約したと伝えられている若手ボランチだ。
最終的にチェルシーが5800万ポンド(およそ109.8億円)もの移籍金を提示して獲得に成功したが、今季は怪我に悩まされることになった。
12月にクリスタル・パレス戦で途中出場して32分間プレーしたものの、それ以降は再び離脱してしまい、チェルシー加入後はその1回のみしか試合に絡めていない。
そして27日にはチェルシーによって「ロメオ・ラヴィアは今シーズンの試合に出場することができない」と発表され、復帰は来季にずれ込むことが確実になった。

ロメオ・ラヴィアは自身のInstagramで声明を発表し、チェルシーのサポーターに以下のようなメッセージを送っている。
「チェルシーファミリーのみんな、ご存知だとは思うが僕は残りのシーズンを欠場することになった。数え切れないほどの努力をしてきたにもかかわらずね。
チームメイトを助けることができず、フラストレーションがたまるシーズンだったよ。このチームで、このエンブレムを付けてピッチに出ることがなによりも好きだ。
ピッチに戻るために毎日全力を尽くしてきたことを信じてほしい。みんなの愛やサポート、そして批判にも感謝している。全てが僕にポジティブな影響を与えてくれたし、足を進ませてくれる。
それに対してのお返しをして、たくさんの特別な瞬間を共有する日が待ち切れないよ。近い内に会おう」
昨季はマンチェスター・シティから移籍したサウサンプトンで目覚ましい活躍を見せ、世界屈指の若手ボランチと評価されたロメオ・ラヴィア。
しかしながら足首の問題を抱えたままシーズンをスタートし、復帰したクリスタル・パレス戦で太腿を負傷してしまった。チェルシーとの契約は2030年までの7年間と言われており、クラブにとっても非常に痛い事実である。