3日に行なわれるU23アジアカップの決勝戦で、日本代表と対戦するウズベキスタン。

しかしそれを前にして、なんと3名の主力選手がクラブ事情によってチームを離脱することになったという。

『upl.uz』によれば、それはDFアブドゥコディル・クサノフ、FWホジマト・エルキノフ、そしてMFアボスベク・ファイズラエフの3名であるとのこと。

クサノフとエルキノフについては当初からクラブとの間で「五輪出場権を獲得するまで」という約束で派遣を認められていたとのことで、それを達成したためにチームを離脱した。

そのためクサノフはフランス・リーグアンのRCランスへ、そしてエルキノフはUAEのアル・ワフダへと戻っていったとのこと。

またアボスベク・ファイズラエフについても今回ウズベキスタン代表を離脱して所属クラブのCSKAモスクワに復帰したことが発表されたそうだ。

クサノフはセンターバック、エルキノフは左ウイング、そしてファイズラエフはトップ下でインドネシア戦に先発出場しており、ウズベキスタンにとっては主力と言える3名が同時に離脱することになったよう。

U23アジアカップはFIFAのインターナショナルマッチウィークではないスケジュールで行なわれているため、各クラブには選手を派遣する義務がない。

そのためウズベキスタンはクラブとの交渉の中で「五輪出場が決まるまで」と条件をつけて派遣を認めてもらっていたよう。報道では「延長を要請していた」とも伝えられているが、それは流石に受け入れられなかったようだ。