2024年4月25日、中国のポータルサイト・捜狐に、劇場版「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」と「ゴジラ×コング 新たなる帝国」のコラボムービーが話題になっているとの記事が掲載された。

記事はまず、「近年、コラボレーションブームがますます盛り上がっており、その多くが人々の予想を超えたものになっている。例えば最近では、映画界で思いがけないコラボレーションが起こった。人気アニメの劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』とハリウッド大作『ゴジラ×コング 新たなる帝国』のコラボムービーが公開されたのだ。この次元を超えたコラボレーションは、映画ファンを驚かせただけでなく、広く話題になった」とつづった。

続けて、「『ゴジラ×コング 新たなる帝国』は、米国と中国で3月29日に公開されたが、日本でこの大作を楽しむには4月26日まで待たなければならない。一方、4月12日には日本で『名探偵コナン』の最新劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』が公開されている。期待値の高い2作品が同時期に公開されることから、東宝は新たな試みとして、同作品のコラボレーションを発表した」と紹介した。

その上で、「この2作品は一見無関係に見えるが、同コラボレーションにより奇妙な化学反応を引き起こした」と指摘。「コラボムービーでは『禁断の共闘』をキャッチコピーに、2作品を巧妙に融合させ、すでに公開中の劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』とまだ公開前の『ゴジラ×コング 新たなる帝国』を宣伝。コラボムービーでは、コナン、ゴジラとキングコングがそれぞれスリリングな戦いを繰り広げており、荒唐無稽(こうとうむけい)にも見えるが、多くの映画ファンが『この次元を超えたコラボレーションが斬新で面白く、非常に期待できる』と述べた」とした。

そして、「この2作品のコラボレーションは多くの人にとって予想外だったと言わざるを得ない。そして、この奇妙なつながりを見て、筆者は西洋のファンタジーゲームの世界で漢王朝の四大美人が登場しても不思議ではないと感じた。ちなみに実際、オンラインゲーム『魔域手游』が『金秋国慶寵大漠弦音・昭君』というキャラクターの復活イベントを昨年の国慶節に行った。四大美人の1人である昭君も、平和のために戦う選手チームに加わり、自分の力を尽くした。特に彼女の対抗手段は、プレーヤーたちの生存率を大いに向上させた」と伝えた。

最後に、「総じて、劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』と『ゴジラ×コング 新たなる帝国』のコラボレーションは、映画界に新たな活力と創意をもたらした。この次元を超えたコラボレーションは、映画制作側の革新的な思考と勇気を示すだけでなく、観客にはさらなる驚きと期待を、同業者にはさらに多くの可能性をもたらした。将来はこのようなコラボレーションが増え、より多くの興奮と驚きを体験させてくれることだろう」と言及した。(翻訳・編集/岩田)