サッカーのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の試合で中国クラブの山東泰山が日本のクラブを相手に6連敗を喫したことについて、中国のサッカー専門メディア・射門中国は13日、「恐日症(日本恐怖症)か?」と題する記事を掲載した。

13日に行われたACLラウンド16ファーストレグの川崎フロンターレ対山東泰山の試合は、川崎フロンターレが3−2で勝利した。これについて同記事は「山東泰山はACLで日本のクラブを相手に6連敗を喫した。グループリーグの最終戦では横浜F・マリノスに0−3で敗れ、ぎりぎりで決勝トーナメントに進出していた」と伝えた。

また、「山東泰山はこれまで日本のクラブと22回対戦し、7勝2分13敗。サンフレッチェ広島には3勝1分、セレッソ大阪と横浜F・マリノスには2勝2敗だが、ガンバ大阪と浦和レッズには2敗、ジュビロ磐田に1敗、鹿島アントラーズと柏レイソルに1分1敗…」などと戦績を紹介した。


一方で、「ホームで負けたとはいえ、山東泰山は川崎フロンターレに大きなプレッシャーを与え、多くのゴールチャンスを得た。ただ、それらをゴールに結びつけることができなかった」と指摘。「データを見ると、ボール支配率は山東泰山が58.5%に達し、シュートは20本、枠内シュートは9本で、川崎フロンターレはシュート7本、枠内4本だった」とした上で、「今季のACLはアウェーゴールルールが廃止されたため、山東泰山にも次のラウンドに進むチャンスがある」と期待を込めて伝えた。

川崎フロンターレのホーム開催のセカンドレグは20日に行われる。(翻訳・編集/北田)