Noel Randewich

[1日 ロイター] - 1日の米国株式市場で、米半導体大手エヌビディアの時価総額が終値ベースで初めて2兆ドルを突破した。米デル・テクノロジーズの好決算を受け、人工知能(AI)関連銘柄への物色が再燃した。

デルが前日29日に発表した第4・四半期決算(2月2日まで)は売上高が市場予想を上回った。人工知能(AI)ブームとパソコン市場の回復が追い風となった。

エヌビディアの株価は4%上昇。デルは一時38%高と過去最高値を更新。終値は32%高だった。

この日の株価上昇により、エヌビディアの時価総額は2兆0600億ドルに達し、米株市場ではマイクロソフト(時価総額3兆0900億ドル)とアップル(同2兆7700億ドル)に次ぐ時価総額3位の企業となった。