Karen Brettell

[ニューヨーク 19日 ロイター] - 米財務省が19日発表した1月の対米証券投資統計によると、海外勢の米国債保有額は8兆0200億ドルと、過去最高だった昨年12月の8兆0600億ドルから減少した。ただ、保有額トップの日本は持ち高を拡大した。

また、海外勢の米国債保有は前年比では8.6%増加した。

日本の保有額は1兆1530億ドルで、12月の1兆1380億ドルから増加し、2022年8月以来の高水準となった。

中国の保有額は12月の8163億ドルから7977億ドルに減少した。

英国は7535億ドルで、過去最高だった12月の7537億ドルからわずかに減少した。

米10年債利回りは1月に3.899%で始まり、月末時点では3.965%だった。12月は米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しが織り込まれる中、大幅に低下していた。