Echo Wang Anirban Sen

[20日 ロイター] - 米オンライン掲示板レディットは20日、新規株式公開(IPO)を仮条件レンジの上限である1株当たり34ドルで実施し、7億4800万ドルを調達した。

レディットと既存株主が売り出したのは2200万株。同社の評価額はおよそ64億ドル、既存株主の売却株を除外した調達額は5億1940万ドルとなった。

IPO価格がレンジ上限に決まったことは、同社が目標とする評価額を2021年の資金調達ラウンド時の100億ドルから引き下げた戦略が正しかったことを示している。

この日はレディットのほか、半導体企業アステラ・ラボもIPOを順調に終えており、過去2年にわたって沈滞気味だったハイテク企業のIPO市場を再び活気付かせる力になる可能性もある。