Jonathan Stempel

[20日 ロイター] - メタ・プラットフォームズ、マイクロソフト、X(旧ツイッター)、マッチグループの米テクノロジー4社は20日、米アップルがアプリストアでの決済に関する裁判所命令に従わなかったとする米エピックゲームズの主張を支持する文書をカリフォルニア州の連邦裁判所に提出した。

デジタルコンテンツの支払いで消費者をより安価な手段に誘導することをアップルが難しくしているとし。2021年9月の裁判所命令に明確に違反していると主張した。

エピックは20年、アップルが消費者に「アップストア」を通じたアプリ取得を強制し、アプリ内購入に対し開発者に最大30%の手数料を課すのは反トラスト(独占禁止)法違反だとして提訴。

裁判所は21年9月、開発者がウェブリンクなどを通じて他の決済手段に消費者を誘導するのを認めるようアップルに命じた。

エピックは先週、アップルが新ルールを導入し、開発者に新たに27%の手数料を課しているなどと主張し、法廷侮辱罪に問うよう申し立てた。

4社はアップルの行為について、裁判所が違法と判断したルールを定着させ、同社の過度な手数料を支え、消費者と開発者に損害を与えていると主張した。