Shinichi Uchida

[東京 17日 ロイター] - ドラッグストア最大手のウエルシアホールディングスは17日、松本忠久社長が同日付で辞任したと発表した。理由について「私生活で不適正な行為があり、同社の信用を傷つけるものと判断した」としており、16日に本人に社長および取締役の辞任を勧告したという。

同社は今回の問題を厳粛に受け止め、「今後はコンプライアンス体制を一層強化して、再発防止に取り組んでいく」と説明している。代表取締役は池野隆光会長のみとなる。

松本社長は2019年3月からウエルシアHD社長。23年3月からは親会社イオンの執行役(ヘルス&ウエルネス担当)も務めていた。イオンは同日、取締役会で松本氏の執行役解任を決議したと発表した。

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