米セールスフォース、インフォマティカ買収を断念=関係筋
4月21日、米顧客管理ソフト大手セールスフォースが、データ管理ソフトを手がける米インフォマティカの買収交渉を打ち切ったと、事情を知る関係筋が、明らかにした。写真はセールスフォースのロゴ。米ニューヨークで2019年3月撮影(2024 ロイター/Brendan McDermid)
(ロイター)
[21日 ロイター] - 米顧客管理ソフト大手セールスフォースが、データ管理ソフトを手がける米インフォマティカの買収交渉を打ち切ったと、事情を知る関係筋が21日、明らかにした。条件で合意できなかったという。
ロイターは今月、両社の交渉が進んだ段階にあると報じていた。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、セールスフォールはインフォマティカの1株当たりの買収価格を30ドル台半ばにする方向で交渉していた。
買収交渉のニュースが今月12日に初めて伝わった際のインフォマティカの株価は38.48ドルだった。19日の取引は35.19ドルで終了した。