Juveria Tabassum

[30日 ロイター] - 世界最大のコーヒーチェーン、米スターバックス(スタバ)が30日に発表した第2・四半期決算は既存店売上高が予想に反し減少した。2大市場である米国と中国でのコーヒー需要低迷が響いた。

既存店売上高の減少は約3年ぶり。株価は引け後の時間外取引で11%下落した。

第2・四半期の世界既存店売上高は4%減。市場予想は1.44%増だった。

特別項目を除いた1株当たりの利益は68セントで、市場予想の79セントを下回った。

既存店売上高は競争が激化する中国で11%減。米国では客単価が4%上昇したにもかかわらず、3%減少した。

ラクスマン・ナラシムハン最高経営責任者(CEO)は「この四半期の業績はわれわれのブランド力を反映していない」と述べた。

営業利益率は240ベーシスポイント低下し12.8%となった。