米アップル、クラウドでAI機能提供へ 自社チップ利用=BBG
5月9日、米アップルは、自社製プロセッサーを搭載したデータセンターを通じて今年中に人工知能(AI)機能の一部を提供する計画。写真は同社のロゴ。パリで2020年7月撮影(2024年 ロイター/Gonzalo Fuentes)
(ロイター)
同社は生成AIを自社製品に統合させる取り組みを進めている。
アップルのデバイスに搭載される高度なAIタスクを処理できるクラウドコンピューティングのサーバーに自社製チップを搭載するという。同社のパソコン「Mac」向けに設計したものと同様のチップで、より単純なAI関連タスクはデバイス上で処理されるという。
自社製チップを利用し、クラウド上でAIタスクを処理するという計画を約3年前に立案したが、オープンAIの「ChatGPT」発表でAIブームが起こったことから、計画の前倒しを迫られた。
アップルは、この報道についてコメントの要請に応じていない。