[北京/シンガポール 15日 ロイター] - 中国のスマートフォンメーカー、小米科技(シャオミ)が国内8位の新興EV(電気自動車)メーカーとなった。3月下旬に発売した同社初のEV「SU7」の4月の販売台数が7000台を超えた。

字節跳動(バイトダンス)傘下の自動車メディア「トウ車帝」がまとめた月間販売データをロイターが分析した。

SU7の4月の販売台数は7058台。今年の納車目標は10万台以上で、年末まで月間平均1万1000台以上の販売を目指す。

新興EVメーカーでは、華為技術(ファーウェイ)が支援する鴻蒙智行(HIMA)の4月のEV販売が2万0819台。HIMAのブランドには「AITO」「Luxeed」が含まれる。

既存の大手メーカーでは、独フォルクスワーゲン(VW)が1万3108台、最大手の比亜迪(BYD)が12万0234台、米テスラの「モデル3」「モデルY」が3万1421台だった。