NZ中銀、デジタル通貨の開発協議スタート
4月17日、ニュージーランド準備銀行(中央銀行)は、デジタル通貨を創設する可能性を検討しており、設計の選択肢に関する協議を開始したと発表した。写真は同中銀。ニュージーランドのウェリントンで2017年7月撮影(2024 ロイター/David Gray)
(ロイター)
中銀の通貨・現金担当ディレクター、イアン・ウールフォード氏は「現在ある紙幣や硬貨、銀行口座にある電子マネーに加え、新しいタイプの通貨になるだろう」と指摘。政府が支援し、一般市民が利用できるNZドルのデジタル通貨は初めだと述べた。
今回の協議は年内に終了するが、デジタル通貨の開発作業は2030年までかかる見通し。