ロシア凍結資産、G7がウクライナ融資の担保に活用検討=欧州委高官
4月18日、欧州委員会のドムブロフスキス上級副委員長(写真)は、主要7カ国(G7)が、ロシアの凍結資産約3000億ドルをウクライナ向け融資の担保に活用することを協議していると明らかにした。写真はベルギーのルーヴェンでの代表撮影(2024 ロイター)
(ロイター)
さまざまな選択肢が検討されており、協議は継続中だという。
同氏はまた、凍結資産の大部分を保有する欧州連合(EU)が数カ月以内に、資産から得られる利益や利息をウクライナ支援に充てる措置を承認することを望んでいるとも述べた。
G7は17日、財務相・中央銀行総裁会議を開催し、ロシアの凍結資産をウクライナ支援に活用するため、あらゆる手段を引き続き模索すると表明した。
ドムブロフスキス氏はどの選択肢が支持されているかについては明言を避けたが、ロシア資産を全面的に差し押さえるのではなく、担保にすることが含まれる見通しだと述べた。