[キーウ 10日 ロイター] - ロシア軍は10日、ウクライナ北東部の第2の都市ハリコフ近郊で地上攻撃を開始した。これを受け、ウクライナ側は援軍を派遣。これまで東部および南部で長期にわたり戦闘が繰り広げられていたが、北東部に戦線が広がった格好だ。

ウクライナのゼレンスキー大統領はキーウでの記者会見で、ロシアが北東部方面で「新たな反撃行動を開始した」と指摘。「現在、激しい戦闘が繰り広げられている」とした。

ウクライナ国防省によると、ロシア軍は午前5時頃に装甲車を使用して攻撃を開始。ウクライナ軍が撃退したが戦闘は続いているという。

ロシアからのコメントは現時点で得られていない。