UAEがイスラエル首相非難、ガザの戦後支援巡る発言で
イスラエルのネタニヤフ首相(写真)が、パレスチナ自治区ガザで戦後、新政府の支援にアラブ首長国連邦(UAE)など中東湾岸諸国が関与する可能性があると述べたことを巡り、UAEのアブドラ外相は11日、ネタニヤフ氏には何の法的権限もないと非難した。エルサレムで5日撮影(2024年 ロイター/Ronen Zvulun)
(ロイター)
ネタニヤフ氏は先のインタビューで、UAEやサウジアラビアなどの国がガザで戦後に発足する文民政権への支援に関わる可能性があると述べた。
しかしアブドラ氏はXに「UAEはイスラエルの首相にこうした措置を取る法的権限がないことを強調し、ガザでイスラエルのプレゼンスを補助する計画に巻き込まれることを拒否する」と投稿。UAEにはパレスチナ人の希望に応えるパレスチナ政府を支援する用意があり、こうした望みには独立も含まれるとした。