熊本県阿蘇市で住民が植えた約7000株のシバザクラが、鮮やかな花を咲かせています。
阿蘇市狩尾(かりお)の四ツ江川(よつえがわ)沿いでは、シバザクラが鮮やかなピンク色の花を咲かせ、約500メートルの河川敷を彩っています。
シバザクラは、地元の人たちが2015年に植えはじめたものです。
しかし次の年に熊本地震が起き、周辺に大きな被害が出たことから、それ以降は復興の思いも込めて花を植え続けています。
最初に花を植えた 五嶋一俊さん
「地震があってみんな心が落ち込んでいて、花でも植えてみんなを元気づけようかということでやってまいりました」
地域の人たちが、花が枯れないよう毎年5月に全体を刈り取るなど年間を通して管理を続け、今では、およそ7000株が花を咲かせています。
花は4月いっぱい楽しめるということです。