役場の窓口などで毎回、書かせられる申請書類。

熊本県の高森町はその手間を省く、「書かない窓口」システムの運用を始めました。

(デモンストレーション)
職員「きょうはどのような証明書が必要ですか」
住民役「住民票を1通お願いします」
職員「本人確認書類として免許証か、マイナンバーカードを」

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高森町が熊本県内の自治体で初めて本格運用を始めたのは、北海道の会社が開発した「窓口業務支援システム」で『書かない窓口』と言われています。

これまでは住民票の発行など、その都度、申請書類に記入する必要がありましたが、窓口で職員に身分証明書を提示し、いくつかの質問に答えるだけで、必要な書類を最短約2分で発行できるということです。

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高森町住民福祉課 山本泰斗係長「町民の方も記入するという手間がなくなりますし、職員も記入まで待つ時間がなくなりますし、また書き直しの時間とかもありません。トータルするとかなり効率化になるかなと思います・一石二鳥三鳥ですね」

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この『書かない窓口』、現在は住民票など一部の書類が対象ですが、今後は対象を拡大する予定です。