日本旅行業協会(=JATA、髙橋広行会長)は、SDGs達成に取り組む優良な会員企業を表彰する「SDGsアワード」の第1回受賞企業22社を発表した(写真)。労働環境関係では、世界中どこからでもリモートワークで勤務が可能な制度を導入したベルトラ㈱(東京都千代田区、200人)を奨励賞に選出している。

 海外ツアーの予約サイトを運営する同社は、外国籍の社員が母国に長期間帰省してもリモートワークできる制度を導入。家族の転勤に伴う地方移住や、ワーケーションでも活用している。社員のワーク・ライフ・バランスの充実につなげている点が評価された。

 同表彰制度は、SDGs達成に向けた優良な取組みを業界全体に普及させるため、今年1月に創設したもの。