厚生労働省は、令和4年労働安全衛生調査(実態調査)の結果を取りまとめた。事業所調査で、過去1年間(令和3年11月1日〜令和4年10月31日までの期間)にメンタルヘルス不調で連続1カ月以上休業した労働者または退職した労働者がいた事業所の割合は13.3%となり、前年の10.1%と比べて増加していることが分かった。

 個人調査でも、現在の仕事や職業生活に関することで、強い不安、悩み、ストレスとなっていると感じる事柄がある労働者の割合は82.2%となり、前回の53.3%を大幅に上回った。