日本銀行高松支店は、香川県の景気について「持ち直している」と判断を据え置きました。

日本銀行高松支店が12日に発表したもので、「持ち直している」との判断据え置きは7か月連続です。個人消費は物価上昇の影響を受けつつも、新年度の準備や外出関連の需要などで着実に持ち直しているとしています。

雇用・所得情勢は緩やかに改善しているほか、企業の新年度の設備投資が前の年を上回る計画だということです。

日銀高松支店の大塚竜支店長は、先行きについて「中東などの地政学リスクを原因とする、エネルギー価格の上昇などを注視したい」とコメントしています。