⽶原康正氏がキュレーターを務める「+DA.YO.NE.GALLERY」。阪急メンズ東京7階で開催中のフラグシップギャラリーで今、全く新しいアート体験ができるという。総勢39名のアーティストがトイレにぴったりの作品を手掛け、展示するのだ。

阪急メンズ東京7階にて開催!トイレを芸術の聖地に変えるグループショー!その名も「ART PIECE FOR TOILET EXHIBITION」。「+DA.YO.NE.GALLERY」が1周年を迎えた記念として開催されるグループショーは、⽶原氏の閃きによって実現。そのインスピレーションの源となったのが、「MUSIC FOR AIRPORTS」。こちらは1978年にブライアン・イーノというアーティストが空港のための音楽として作ったもの。ふとこの作品を思い出したとき、日本のアートシーンには“アートの場”が欠けているといった気づきを得たという。
アートを飾るとなっても、土地が広い海外に比べて日本はどうしてもスペースに余裕がなくなりがち。アートを買おうにも飾る場所が作れなくて楽しめないなんてこともあるだろう。そんなジレンマを乗り越えようと、このたびトイレに飾れるサイズのアートが生まれた。しかもその作品たちは、トイレだからこそ、その芸術性が際立つような世界観で描かれている。アート愛好家はもちろん、インテリア的な美しさから作品を探している人にとっても見逃せないイベントだろう。なお、作品は購入可能だが売り切れているものもあるので早めのチェックをおすすめする。展覧会で感じた美しさを、是非自宅にも飾ることで享受してみてほしい。

ART PIECE FOR TOILET EXHIBITION
会場:阪急メンズ東京7階 +DA.YO.NE.GALLERY
住所:東京都千代田区有楽町2-5-1
開催期間: 2024年4月3日(水)〜4月30日(火)
開催時間: 12:00〜20:00(月〜金曜)、11:00〜20:00(土・日・祝日)