約1000本のシャクナゲが咲く高野寺の日本庭園=武雄市北方町

 武雄市北方町の高野寺で「シャクナゲまつり」が開かれている。白やピンクのシャクナゲ20種類約1千本が満開となっている。10日まで。

 江戸時代の元禄年間の古文書にある記述をもとに整えられた日本庭園にはシャクナゲのほか、サクラが競うように咲いている。庭園後方にある朱色の多宝塔とのコントラストが美しく、撮影スポットとして人気という。雨天時に観賞できる回廊も設置している。

 シャクナゲは新緑のシーズンを迎えても多少は残っており、モミジの青葉に交ざって咲く様子も美しいという。拝観料は500円。問い合わせは同寺、電話0954(36)3616。

(澤登滋)