「第2回 那須良輔風刺マンガ劇場『マンガと戦争』〜熊日紙面と風刺マンガから〜」のポスター(表)

 熊本県湯前町出身の風刺マンガ家、那須良輔(1913〜89年)の「戦争・国際紛争」をテーマにした作品が並ぶ企画展「第2回 那須良輔風刺マンガ劇場『マンガと戦争』〜熊日紙面と風刺マンガから〜」が、熊本市の新聞博物館で5月11日まで開かれている。

 ベトナム戦争や中東戦争などを描いた作品約60点を、当時の熊本日日新聞の紙面とともに紹介。激動の時代に生まれたマンガと新聞を通して「平和の作り方」を考える。

 湯前まんが美術館とのコラボ展で、同館外で那須の作品を出張展示する「出前まんが美術館」プロジェクトの一環。

 横浜市立大学の上村雄彦教授による講演会とワークショップを27日は同新聞社で、28日は湯前町農村環境改善センターで開く。(事前申込制)。

 入館料、イベントともに無料。日祝日は休館。問い合わせは、湯前まんが美術館、電話0966(43)2050。(清川千穂)