4社の代表者にワッペンを着けてもらう新1年生=佐賀市大和町の川上小

 みずほフィナンシャルグループ、損害保険ジャパン、明治安田、第一生命保険の4社は、交通安全を願う「黄色いワッペン」を佐賀県内全ての新小学1年生に贈呈した。12日に開かれた佐賀市の川上小(吉田まりか校長)の入学式でセレモニーがあり、新入生58人に配布した。

 セレモニーでは、第一生命保険の石井法子佐賀支社長が「これからも子どもの交通事故防止のお役に立てるよう精いっぱい努力していく」と述べ、4社の代表者が児童4人の左肩にワッペンを着けた。

 取り組み開始から60年目となる本年度は、ワッペンの裏面にアニメ「ポケットモンスター」の人気キャラクター「ピカチュウ」のイラストを描いた。

 新入生代表で受け取った池田匡介君と木村駿之介君は「ピカチュウの絵がついてる」と目を輝かせながら、「(登下校ルートを)いっぱい練習してきた。車が来てないか右左をちゃんと見て歩いてくる」と自信を見せた。(伊東貴子)