鳥栖市役所を表敬訪問した(右から)小早川武徳GM・強化部長、奥原花選手、高橋葵選手、吉武美佳選手、吉村実ホームタウン連携推進担当部長

 バレーボール女子・Vリーグ1部の久光スプリングスが2023−24シーズンを終えて7日、ホームタウンの鳥栖市役所を表敬訪問した。奥原花選手、吉武美佳選手、高橋葵選手らが、向門慶人市長にリーグ戦6位の成績を報告し、来シーズンへの意気込みを語った。

 チームは23−24シーズンから同市に練習拠点を移した。小早川武徳GM・強化部長は「昨年4月に練習拠点が完成し、選手たちは6月に鳥栖市に来た。シーズンを通じて鳥栖市の皆さんに支えていただいた」と感謝を述べた。向門市長は「子どもたちに与える夢は大きく、皆さんに来てもらって市民みんながうれしく思っている。これからも共に戦いたい」とあいさつした。

 奥原選手は「悔しい結果になったが、チーム一丸となって一からやっていきたい」と来シーズンへの思いを語った。吉武選手は「拠点を移して鳥栖の皆さん、ホームの皆さんの応援を実感するシーズンだった。来シーズンは地元の応援の力を借りながら日本一を取れるように頑張りたい」と話した。(樋渡光憲)