白石町で育てられている青や紫など鮮やかな色が特徴のデルフィニウムの花の出荷作業が、5月の出荷ピークに向けて進んでいます。

【戸川記者】
「初夏にぴったり、爽やかな色のデルフィニウムの花。この花こんなに背が高いんですね」

白石町にある白浜農産では、30年ほど前から初夏の花デルフィニウムを育てていて、現在では約2600平方メートルの敷地で、15種類、年間約10万本を出荷しています。
デルフィニウムは、青や紫の花をつけるキンポウゲ科の植物で、結婚式のブーケや会場の装飾としても人気があります。
高さ60センチから70センチのスプレータイプと、約1メートル50センチにもなるスタンダードタイプがあり、5月上旬までが出荷のピークです。

【白浜農産 白浜学さん】
「うちは他の産地に比べて水をやらないので、茎がしっかりして日持ちもいい花が作れていると思っている。これからの暑い季節に家に飾って爽やかな感じにしてほしい」

出荷は5月いっぱいまでで、主に大阪や佐賀、福岡に出荷されるということです。