出雲大社の大祭礼、厳かに始まる 400人参列 天皇陛下からの御幣物を神前に 島根
本殿で千家尊祐(たかまさ)宮司が祝詞を奏上した後、勅使の北島清仁掌典や神職一行が、御幣物の五色の絹織物が入った唐櫃(からひつ)を担いで境内を進み、本殿に運んだ。御幣物が神前に供えられると勅使が御祭文を奏上。その後、太鼓や笛の音に合わせて2人の巫女(みこ)が舞を披露し、参列者の代表が玉串をささげた。
例祭前には参道で的射祭があり、参拝者が見守る中で、神職が約15メートル離れた的に矢を放って邪気を払った。
15日に二之祭と神輿渡御祭、16日に三之祭、18日には御神楽祭がある。