国内では唯一、静岡県の駿河湾で水揚げされるサクラエビの春漁が解禁され、3月26日朝早く初競りが行われました。初日の水揚げについて漁協は「十分豊漁」だと評価しています。

26日午前5時頃、静岡市清水区の由比漁港ではサクラエビの初競りが開かれ、威勢のいい掛け声が飛び交いました。

サクラエビ漁は毎年、春と秋に行われていて、今回の春漁は2023年よりも1週間早くなりました。

初日の水揚げは大井川港の分も合わせて約19トンに上り、記録的な豊漁だった2023年の40トンよりは減っていますが、漁協は十分豊漁と評価しています。

<由比港漁協 大石達也専務理事>
「一大産業ですから、この地域の。しっかりと頑張って協力してやっていきたい」

26日の由比市場では、15kg当たりの平均価格が5万344円と、2023年の初日に比べ1万7594円高くなっています。