4月13日から京都・細見美術館所蔵の名品を集めた展覧会が静岡市美術館で始まりました。

京都・細見美術館の収蔵品は実業家の細見家が80年近くかけて集めたもので、日本の美術史を総覧するコレクションとして高い評価を受けています。

今回は1000点に及ぶコレクションの中から現代でも人気を誇る京都で生まれた美の潮流=琳派や伊藤若冲の絵画など104の作品が紹介されています。中でも京都の絵師・伊藤若冲の作品は細見美術館が所蔵する全19作品が勢ぞろいしていて、京都府以外で見られる初めての企画展です。

また、静岡市にゆかりのある仏像を含め8つの重要文化財が展示されています。

「京都 細見美術館の名品」は5月26日まで静岡市美術館で開催されています。