高齢者施設などの感染症対策として県が対策の中心となる「感染症対策コーディネーター」を養成することが7日までに、分かった。県独自の事業で施設職員をコーディネーターに認定し、感染発生時の初動対応の中核などを担ってもらう。感染制御のノウハウを伝える「地域アドバイザー」も新設する方針で、精通する医師らを委嘱する。新型コロナウイルス感染症が季節性インフルエンザと同じ5類へ移行して8日で1年。コロナでクラスター(感染者集団)が相次いだ教訓を踏まえ、県は施設の対応力強化を促す。