久保建英を所属するレアル・ソシエダは5月2日に開催されたラ・リーガの第33節で、レアル・マドリーとホームで対戦。2−0で白星を挙げた。

 2019年から昨夏まで契約を結んでいた古巣との対戦となった久保は、4−3−3の右ウイングで先発。スコアレスで迎えた47分に敵CBエデル・ミリトンのバックパスのミスを見逃さず、ダイレクトシュートでゴールにねじ込んでみせた。

 このゴールにマドリーのファンからは「クボを買い戻せ!」「アザールより上だろ」「タケ・クボはマリアーノよりもはるかに優れている」「アンチェロッティは大した慧眼だ」「マリアーノよりクボのほうが点を取る」「クボは許してくれなかった」といった怒りや嘆きの声が上がった。
 
 他クラブからソシエダに久保へのオファーが来た場合は優先的に交渉でき、また移籍した場合はその移籍金の50パーセントを手にできる権利を有しているとはいえ、昨夏に完全移籍で手放してしまった日本代表MFをマドリーが再びスカッドに加えるには買い戻すしか術がない。

 しかも、この試合の後に、久保自身が「来シーズンは100% チュリウルディン(ソシエダの愛称)」と残留宣言をしている。逃がした魚は大きかった?
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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