アビスパ福岡のDF小田逸稀が、相手選手に怪我を負わせしまった自身のプレーを謝罪した。

　問題のシーンは５月７日に行なわれたJ１第12節・サンフレッチェ広島対福岡（３−１）で起きた。11分に広島の満田が、小田に後ろからの激しいタックルを受けて転倒。小田にはイエローが提示された。

　満田は右ひざを気にしつつ、一度はプレーを続行したものの、その後の21分にボールのないところで再び倒れ込み、そのまま途中交代に。広島は９日に満田の診断結果を発表。右膝前十字靭帯部分損傷で全治は未定だとした。

　大怪我を負わせてしまった小田は、自身のインスタグラムを更新。ストーリー（24時間で消える投稿）で、このファウルについて謝罪した。
 
「この度は、私のプレーにより満田選手に怪我をさせてしまったことにつきまして、満田選手及びサンフレッチェ広島関係者の皆様、サポーターの皆様に心より深くお詫び申し上げます。

　今回の件については、100％私の判断ミスから起きたことです。しかしこれまでサッカーをしてきて相手選手の事を怪我させようと思ってプレーした事は一度もありません。

　今後このような事が起きないようこの出来事を教訓としてフェアプレーに努めてまいります。満田選手の一日も早い回復を願ってます」

　この一件について、福岡は公式サイトを通じて「受傷した選手に対しては、試合後スタジアムにおいて、強化部立会いの下、直接謝罪をさせて頂きましたことをご報告申し上げます」と説明した。

　また広島は、小田に対してSNSなどでの誹謗中傷投稿があるとして、「いかなる理由があっても誹謗中傷、侮辱、脅迫は、決して許されることではありません。ファン・サポーターの皆様におかれましては、リスペクトをもった発信・行動を行っていただきますよう、お願い申し上げます」と呼び掛けた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】「心より深くお詫び申し上げます」福岡DF小田が謝罪したファウルシーン

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