浦和レッズは5月10日、J1第10節でサガン鳥栖と対戦。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)制覇を成し遂げた決勝・第2レグから中3日で行なわれた19時30分キックオフのナイターゲームだ。

 来場者数はACL決勝ほどとまではいかないが、サポーターは試合前のアップ時から、歴史的一戦と変わらぬ、迫力ある息の合った声やチャント、拍手を選手たちに送った。
 
 そんなファミリーの後押しもあってか、前半は相手にボールを持たれる時間も作られたなか、守備陣が奮起。なかでもGK西川周作がひと際、存在感を示した。

 16分、菊地泰智の強烈なミドルを、素早い反応から右手1本で防ぐと、28分には左CKからの田代雅也のヘディングシュートを好セーブで防いだ。西川は終始、笑顔で手を叩き、周囲の選手を鼓舞。36歳守護神の活躍もあり、浦和は前半を0−0と無失点に抑え、折り返した。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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