Jリーグは5月14日、J1第13節の5試合を開催。埼玉スタジアム2002では、浦和レッズ対ガンバ大阪が行なわれ、3−1で浦和が逆転勝利を収めた。

 先手を取ったのはG大阪。23分にロングボールを前線で収めたイッサム・ジェバリがファン・アラーノに落とし、ペナルティエリア左でリターンパスをもらう。中央に仕掛け、巧みなキックフェイントから右足でゴール右隅に決めた。

 浦和も反撃に出る。前半終了間際の45+2分に興梠慎三のペナルティエリア左からの折り返しが、半田陸の手に当たりPKを獲得。これをキッカーのアレクサンダー・ショルツが、冷静にゴール左に決めて同点に追いついた。
 
 勢いに乗ったホームチームは後半も攻勢を強めると、54分に逆転に成功。右CKの流れからショルツがゴール前に浮き球のパスを供給。これに反応した大久保智明が左足で押し込み、ネットを揺らした。

 さらにその5分後には、前からのプレスで相手のミスを誘い、高い位置でボールを奪った伊藤敦樹がシュートを放つ。一度はGKにセーブされたが、そのはね返りを安居海渡が右足でゴールに流し込み、リードを2点に広げた。

 G大阪は70分、カウンターから途中出場の杉山直宏が放ったシュートは枠を捉えられず、チャンスを決め切れない。このままスコアボードは動かず、試合終了。浦和は3試合ぶりの勝利、G大阪は今季9試合目の複数失点で4連敗となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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