バルセロナのシャビ監督が、宿敵レアル・マドリーのチャンピオンズリーグ(CL)敗退について言及した。

 マドリーは、現地時間5月17日に行なわれたCL準決勝の第2レグで、マンチェスター・シティと対戦し、0−4で敗戦。2戦合計1−5と大敗を喫して姿を消した。

 20日に行なわれるレアル・ソシエダ戦を前に記者会見に臨んだシャビ監督は、宿敵マドリーの敗退について訊かれ、こう答えている。

「クレ(バルセロナのファン)にとっては喜ばしいことだろう。しかし、プロとして我々はラ・リーガを重要視している。マドリーが負けることに価値があるのではなく、ファンの喜びを見ることに価値あるんだ」
 
 また、続けて「風呂試合(大差をつけられること)という言葉は好きではないが、特に前半はシティの方がはるかに優れていて、彼らはそれを上手く活かした。現在、シティは世界最高のチームだ」と述べ、元同僚であり、恩師でもあるジョゼップ・グアルディオラ監督が率いるチームの戦いぶりを称賛している。

 リーグ戦に重きを置いていると語ったシャビ監督は、今シーズンにバルセロナを4季ぶりのリーガ制覇に導いている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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