ブライトンのエクアドル代表MFモイセス・カイセドの移籍先は、どこになるのだろうか。

 ファイナンシャル・フェアプレーの問題を抱えるチェルシーは、以前から選手本人とは個人合意をしたと伝えられたものの、1億ポンド(約180億円)を超える移籍金を求めるブライトンと金銭面で合意に至らず、交渉は長期化していた。
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 そんななか、移籍市場に詳しいファブリツィオ・ロマーノ記者によれば、MFの放出が相次ぐリバプールがカイセドの獲得に動き、英国史上最高額の1億1000万ポンド(約198億円)の移籍金をブライトンに提示。クラブ間での合意に至った。

 あとはメディカルチェックを残すのみとなり、11日に行なわれた会見でリバプールのユルゲン・クロップ監督も「契約したと確認できている」とコメントするなど、マージ―サイドへ渡ることで争奪戦は決着したかと思われた。

 しかし、土壇場で選手本人がチェルシーへの移籍を希望。リバプールにも、その旨を伝えたという。

 チェルシーもリバプールと同額のオファーを準備しているようだ。リバプール加入まであと一歩だったが、結局は、チェルシー入団で落ち着くかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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